波の上神宮のシーサー(島常賀作品)

歯いさい

2015年03月02日 09:30

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

今日は久しぶりに「やちむん(焼物)」に
ついての書き込みです。

先月、
知り合いの石澤司さんとお会いしたときに
波の上神宮に置いてあるシーサーは
沖縄で有名な陶工島常賀(しまじょうが)さんの
作品だと教えてもらった。
それで、おみくじを引くついでに
見学に行ってきました。
(沖縄の代表的陶芸家島常賀1903~1994年)

ちなみに、石澤司さんは波の上神宮に
ゆかりのある方で、
沖縄郵便史研究家であり、
切手収集家でもあり、そして
国際的な切手展で何度も優勝されている
その道では超有名人なのです。


波の上神宮は駐車場がありますので
利用するとタダです。
鳥居の右側から登って行けます。


こちらが島常賀さんのシーサーです。
晩年、壁掛けのシーサーをメインに
作っていたと聞いたことがあります。


シーサーは作家の作風がよく現れるようで
通はひと目で見分けることができるとか


台の裏側にはちゃんと島常賀と
書かれています。


シーサーはそれぞれ
阿吽(あうん)の作り(顔)をしていますが
雄雌の区別はあったかな???


故人である常賀さんですが
このシーサーなら市場価格は
かなりのものだと思います。


余談ですが、
波の上神宮には沖縄式の
お参りができるようになっています。


現在は黒光りの立派な鳥居になっていますが
昭和28年ごろの鳥居の写真です。

       

お参りの帰りに
常賀さんの作品を展示販売している
陶宝堂」へおじゃましてきました。

この作品は壁掛けのシーサーです。
50cm×50cmほどの迫力ある作品です。
画像を拡大できる方は拡大して
価格も見てみてください。


常賀さんは晩年こそシーサーを
多く作ったそうですが
若いころはこの急須のように
いわゆる琉球焼きの手法の作品や


大皿の上で踊るタコを描いた
ユニークな作品もあるのです。

那覇市壷屋の「陶宝堂」には、
この他にも、島常賀さんの先品を
多数展示しています。
また、
石澤司さんの切手やカバーコレクション展が
今年の11月ごろにパレットくもじ那覇市歴史博物館
開催が予定されているそうですので
切手コレクターや郵趣ファンは必見ですよ。
どちらもぜひお見逃しなく


        (No1560)

P.S.
私の今年のおみくじは「大吉」でした。

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