波の上神宮のシーサー(島常賀作品)
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
今日は久しぶりに「やちむん(焼物)」に
ついての書き込みです。
先月、
知り合いの
石澤司さんとお会いしたときに
波の上神宮に置いてあるシーサーは
沖縄で有名な陶工島常賀(しまじょうが)さんの
作品だと教えてもらった。
それで、おみくじを引くついでに
見学に行ってきました。
(沖縄の代表的陶芸家島常賀1903~1994年)
ちなみに、石澤司さんは波の上神宮に
ゆかりのある方で、
沖縄郵便史研究家であり、
切手収集家でもあり、そして
国際的な切手展で何度も優勝されている
その道では超有名人なのです。
波の上神宮は駐車場がありますので
利用するとタダです。
鳥居の右側から登って行けます。
こちらが島常賀さんのシーサーです。
晩年、壁掛けのシーサーをメインに
作っていたと聞いたことがあります。
シーサーは作家の作風がよく現れるようで
通はひと目で見分けることができるとか
台の裏側にはちゃんと島常賀と
書かれています。
シーサーはそれぞれ
阿吽(あうん)の作り(顔)をしていますが
雄雌の区別はあったかな???
故人である常賀さんですが
このシーサーなら市場価格は
かなりのものだと思います。
余談ですが、
波の上神宮には沖縄式の
お参りができるようになっています。
現在は黒光りの立派な鳥居になっていますが
昭和28年ごろの鳥居の写真です。
お参りの帰りに
常賀さんの作品を展示販売している
「
陶宝堂」へおじゃましてきました。
この作品は壁掛けのシーサーです。
50cm×50cmほどの迫力ある作品です。
画像を拡大できる方は拡大して
価格も見てみてください。
常賀さんは晩年こそシーサーを
多く作ったそうですが
若いころはこの急須のように
いわゆる琉球焼きの手法の作品や
大皿の上で踊るタコを描いた
ユニークな作品もあるのです。
那覇市壷屋の「陶宝堂
1,
2,
3」には、
この他にも、島常賀さんの先品を
多数展示しています。
また、
石澤司さんの切手やカバーコレクション展が
今年の11月ごろに
パレットくもじの
那覇市歴史博物館で
開催が予定されているそうですので
切手コレクターや郵趣ファンは必見ですよ。
どちらもぜひお見逃しなく
(No1560)
P.S.
私の今年のおみくじは「大吉」でした。
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