歯科診療所のミニミュージアム（２０２０年７月～９月）

診療所の待合室に置かれているキャビネット（棚）に
月替わりで患者さんや知人友人からお借りした
コレクションを飾らせてもらっています。
この展示品の紹介は、前回までは
半年分まとめてましたが、
もう少していねいに紹介したいので
今後はできるだけ３、４ヵ月分の区切りで
紹介したいと思っています。　

　　　　　　　　

　　７月（文月）

皆さんは「碍子（がいし）」って、ご存じでしょうか？
おそらく、ほとんどの方が見たことはあるけど
気に留めたことはないかと思います。
碍子は大まかに説明しますと、
古い家屋・電柱・鉄塔などに
使用されている電線を絶縁する器具のことです。


そんな碍子を集めているAさんのご協力で
「７月はいろんな碍子の展示」となりました。


碍子の素材は現在はセラミックなどもあるようですが、
展示品はほとんどが、３、４０年以上も前の
白磁製の碍子です。


患者さんの中には電気関係のお仕事をしている方も
何名かいらしたので、いろんなコメントを頂きました。


その中には、用途や高圧・低圧の分類。


設置した様子など当時の様子などを語ってくれる
方もいらっしゃいました。


また、写真を撮って、製品名を調べてくれた方も
いらっしゃいました。

Aさん、コメントやご協力くださった皆様、
ありがとうございました。
私まで勉強になり感謝を申しあげます。



　　　　８月（葉月）


８月は診療所の啓先生のフィギュアコレクション、
「ドラゴンボール超MAXIMATIC THE SON GOKOU」と、
最新版のダイドードリンコの景品全７種の
展示をしました。


内緒ですけど、この大きなフィギュアはK先生が
UFOキャッチャーでゲットしたもの。


一回で取れたものや、３、４回かかったものも
あったそうで、苦労もしたようです。


全シリーズがそろっているそうですが、
スペースの問題もあるので
３、４回に分けての展示を予定しています。


小さめのこちらは、お菓子の景品に入ったいた
デスクトップツールとして利用可能なミニフィギュア。
（最新版のダイドードリンコの景品全７種）


働くフィギュアともいうようなので、
こんな風に、ちょっと働いてもらいました。


１個、余っているというので私がもらいました。


９月の展示を希望された患者さんが
展示物を運び込んでくれたので、
K先生のフィギュアは箱に戻されました。
お疲れさまでした。



　　　　　　　９月（長月）

９月は患者さんの又吉安彦さんのご協力がありました。
又吉さんのコレクションはパッチ（メンコ）やビー玉など、
子供時代に集めた、懐かしいものばかりでした。

ご自身で「小さい頃の思い出」を棚に詰めてくれました。


私より一回り若い又吉さんですが、
パッチの遊び方は同じだったようです。


パッチなどは、私もたくさん持っていましたが、
引っ越しのたびに少なくなり、
あとは、なくなってしまいました。


又吉さんは毎晩のように自分の部屋で
この思い出達と語り合っているそうです。


この他に、又吉さんはバイクも趣味だそうですが、
バイクは棚に入らないのでお断りさせてもらいました。


また、又吉さんは、あと２、３回分はあると言うので、
今後の楽しみにしています。
又吉安彦さん、ありがとうございました。



預かりました展示品は毎月錠前を交換して
厳重に管理しております。
展示ご希望の方は、どうぞご連絡の程。
１０月は、那覇市壺屋の陶宝堂のご協力で棒鍵と
スケルトンキー（和錠含む）を展示しています。


２０２０年７月～９月の歯科診療所の展示品でした。



　　　　　　　（No2623）