診療所のミニミュージアム2020年前半

歯いさい

2020年07月01日 09:30

今日は半年に一度載せる診療所の
ミニミュージアム(飾り棚)の展示物の紹介です。


毎月展示物を変えている待合室の飾り棚には
患者さんや知人からお借りした趣味のコレクションや
手作り作品などを、ちょっとだけエピソードを添えて
陳列させてもらっています。
   
      

1月(睦月)の松の内は、
妻の正月グッズを並べてみました。


妻が大切に使っている正月の飾りつけです。


私は見飽きているので、家でなく
仕事場に置かれていることは
ある意味助かっています。


松の内が過ぎたころ(妻に内緒で)片付けました。

      


そして、1月の後半は
患者さんの〇嘉〇太郎さんの糸ノコを用いた
素晴らしい木工作品を展示させて頂きました。


〇嘉〇太郎さんは元図工や工作の先生でした。


今でも、時々作品を持ってきてくださいます。
ありがとうございました。



      

2月(如月)は患者さんの〇橋川〇徳さんの
貝のコレクションを展示させて頂きました。


タカラガイやホラ貝、シャコガイなどおなじみの貝や


アンボイナなど子供たちが絶対触れてはいけない
危険な貝もあり、ためになるコレクションでした。


文献も添えて運んでくださったので、
私も少し勉強になりました。


〇橋川〇徳さん、ありがとうございました。

    
   
       


3月(弥生)は一級設計士の運天達也氏(アトリエテン)の
古い泡盛コレクションから
本人御自慢の瓶や陶器のボトルをお借りしました。
ありがとうございました。


運天達也氏は友人でもあるので
展示の2、3か月前から、
「良い泡盛は飲まないでください」と
お願いしてあったので、どうにか数はそろいました。


集められた泡盛はほとんどネットで購入したそうで
4、50年物もあり、私も生唾を飲む思いで
眺めていました。


これらボトルの展示から2、3か月が経っているので
もう泡盛は残ってはいないかもしれない。


飲むときは連絡してくださいとお願いしていましたが、
未だに音沙汰なしです・・・・


      
      

4月(卯月)の展示は
Aさんの琉球切手コレクションをお借りしました。


ちょうど沖縄タイムスの「ウチナー昔たび」に
翁長良明さんの書かれた「改訂100圓」の
記事も出ていましたので添えて展示しました。


琉球切手は259種類と、久米島切手(展示はコピー)、
さらにタイトル「マチュウドの滝」という不発行となり
通貨確認証になった切手などがあり、
その解説も少し添えての展示になりました。



Aさん、ありがとうございました。



5月(皐月)

K先生のミニカーコレクションから
フェラーリ1/24スケール(2000~2007)の
展示でした。


フェラーリの歴代ミニカーは全部で60台ほど
あるそうで、あと2回は展示できそうです。


とくに中年の男性は関心のある方が多く、
食い入るように見ている方(患者さん)も
いらっしゃいました。


今どき、「スーパーカー」という呼び方を
する人は少なくなりましたが、
私も若い頃は憧れの車がスーパーカーでした。


K先生、ありがとうございました。




6月(水無月)は、Hさんの
電話機コレクションをお借りして展示しました。


最近の若い人たちはダイヤル式のかけ方すら
分からないようでびっくりです。
あの頃は電話番号もほぼ暗記の時代でしたよ。


こちらは3号機というもので、
1933年から1960年代まで使われたいた
電話機だそうです。


こちらは戦後、米軍が持ち込んだ電話機だそうで
払い下げの物を民間人も使っていたそうです。


こちらはさらに古く、1920年頃から使われた
日本製の電話機です。
この頃は、交換台という交換手(人)が
電話と電話をつなぐ作業に従事していたそうです。
(私ですら、映画やドラマでした見たことがありません。)


1970~90年辺りは、電話機をインテリアとして
喫茶店やレストランによく飾られていたものです。
今はほとんど見ることはなくなりましたね。残念。
Aさん、貴重な電話機をありがとうございました。


2020年1~6月現在。


      (No2590)

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