歯科診療所の待合室ミニミュージアム(琉球~復帰前の硬貨や紙幣)
今年1月&2月の待合室の展示物は
琉球~復帰前までの硬貨や紙幣のを
わずかでしたが、展示しました。
こんな感じで、下の方から、
1)琉球王朝時代
2)日本統治の明治~戦前
3)戦後のアメリカ統治B円(軍票)時代
4)ドル時代、の四つに分けての展示でした。
では、ドル時代(1972年5月15日以前)
私も経験したドル時代の貨幣です。
ここでは、珍品といえば、
1943年発行のアルミ製の1セント硬貨です。
当時の沖縄では、記念硬貨以外の硬貨は
よく使われていて当時の自動販売機で
10セントでコカ・コーラなどを買いました。
戦後の1948~1958年の間は
B円(A円)という軍票時代があったようです。
私もわずかに所有していますが、
価値のあるのは高額紙幣だけのようです。
明治時代~戦前・戦中の紙幣や貨幣の
軍票の展示では通貨の変遷が著しく
経緯解説が難しかったので、
(間違っていたら困るので)こちらでは
割愛させてもらいます。
琉球王朝時代(薩摩支配時代)には
当時の薩摩に置いて幕末近くに
琉球の名の入った2種類の硬貨が
発行されました。
それ以前の琉球では鳩目銭(無紋銭)を
庶民はわらに通して使用していたようです。
(地方では物々交換だったかもしれない)
貿易などの商業では主に中国や日本の(文)銭
などを利用していたみたいです。
参考にした文献とまとめた文章です。
2023年1月2月の展示物より。
(No2947)
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