踏み台作り
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。

食べ物屋さんの紹介中ではありますが、
まだまだ続きますので、
今日は少し休憩して、DIY編をひとつ挟みます。


どこの歯科医院でも
診療用チェアーユニットという
患者さんが治療を受けるための
イス(診療台)があります。
普通、そのイス(診療台)で、
大柄な方でも子どものような小柄な方でも
診療するために、まずは腰掛けてもらいます。
健康な方なら問題なく座ってもらうのですが、
座ったとき、足が床に届かないほど小柄で、
足に何らかの持病がある方は、
しばらく腰掛けてもらうだけでも
足の痛みを訴えることがあるのです。

そんな患者さんのために、
低い踏み台を用意していましたが、
それでも足が届かず、「足が痛いよ~」っと、
いう方が先日いらっしゃいました。

っと、言うことで、
少し高めの踏み台を新たに作ることにしました。


早速、(残り物だけど)大切に保管していた
木材をかき集め、カットして、
踏み台作りを始めました。

新しい踏み台は置き場所に困らないように
重ねて置けるようなサイズにしました。

大まか切断が済んだので、
電動工具でネジ止めに入りました。

直角部と対角線に気をつけなければ
ひねりや、がたつきの原因になりますので
注意ですよね!
骨格ができたら、補強用の渡しをつけました。
これで、小柄な150キロの方でも大丈夫です。

踏み板(天板)は12mmの薄い板なので
接着剤(木工用ボンド)と釘で固定しました。

釘はこんな感じ

組み立てが終ったら、水性のペンキを塗り

扇風機で乾かせたりしながら、
2,3度塗りヌリして


低い踏み台がスッポリ中に入るように、

片付けるときは、
こんな風に重ねて置けます。

「足が痛い」と言っていた患者さんのNさんに
使ってもらいましたが、
「ありがとう」と、笑顔が

うちのスタッフには
「イス(診療台)を倒すときは邪魔になります!」
っと、言われましたが、
「せめて、待っている間だけでもしてあげてよ!」
っと、お願する始末

ひとつの気遣いが、ひとつの手間を生み出す。
なかなか、ウィンウィンには結びつかないのが
現実のようです。


(No1752)