インドの切手をいただきました。
おはようございます。
ご訪問ありがとうございます。
1840年のことです。(もちろん、私はまだ生まれていません・・・)
ロンドンの息子が田舎で暮らしているお母さんへ便りを送りました。
受け取った母親は息子からの封筒を太陽にすかし、
さっさと郵便屋さんへ返してしまいました。
不思議に思い理由をたずねてみると
封筒の中に丸紙が入っていたから、
息子が元気でいることが分るのでいらないと答えたそうな。
そこで、ローランド・ヒルという人は考えた。
着払いだった高価な当時の郵便料金を、もっと安くして
もっと多くの人に利用できないものかと。
そして、彼は前払いの郵便料金システムを考えた。
その証票として切手が生まれたそうです。

今日は久々に切手の話です。
以前の切手の書き込み「インド切手の仕分け」を読んでくださった方から
貴重なインド切手を送っていただきました。

送ってくださった、台紙に張られたインドの古い切手です。
台紙の数は11枚もありました。
メールには「切手蒐集が趣味だった父親の形見ですが、
切手を集めている貴方にもらってほしい」との内容でした。
恐縮でしたが、これも何かの縁だと、ありがたくいただきました。

早速、スコットカタログで調べました。
台紙の表示とカタログに1年ほどの違いがある表示もありましたが
時は100年ほど経っているので、1年くらいの違いは愛嬌です。
どちらが正解かは問題ではありません。
実際、私の80歳代の母親も2才ほど違う年齢を言いますから。

台紙の足りないところの切手を、手持ちの切手の中から数枚ほど見つけました。

切手を台紙に貼るためのヒンジという糊引きされた薄い紙片です。

への字に曲がった紙片のヒンジの片方を切手の裏に貼り付けます。
(なめても良し、水割りのコップのしずくでぬらして貼っても良し。)

そして、台紙の貼るべきところへ貼ってあげるのです。
(実際、ヒンジを使うと切手の裏に後が残り価値は下がりますが
切手は帰るべきところに帰ることが、その使命かと思います。)

世界は160年以上も前から切手によってつながっているのです。

切手を送ってくださった方は本当のインド通の方でした。
私もインドに行ったことがあります。
インドで最後に食べた食事で食中りしてしまいました。
その症状が帰国途中の経由先空港や機内で出てしまい
とても苦しい思いで帰って来ました。
そんなインドの出来事も、その方のプレゼントで癒されました。
(あのときの、下痢や嘔吐はこの切手を頂くための予兆だったのでしょう・・・)
自分のブログを使いながら可笑しな話しですが、
インド好きのその方へ、この場をお借りしてお礼を述べさせてください。
「頂きました切手はインドの思い出とともに大切に保存いたします。
本当にありがとうございました。」

久々の切手編でした。
今日はこの辺りで失礼いたします。
天気のいい日曜日です。庭掃除をしてきます
(No838)
ご訪問ありがとうございます。

1840年のことです。(もちろん、私はまだ生まれていません・・・)
ロンドンの息子が田舎で暮らしているお母さんへ便りを送りました。
受け取った母親は息子からの封筒を太陽にすかし、
さっさと郵便屋さんへ返してしまいました。

不思議に思い理由をたずねてみると
封筒の中に丸紙が入っていたから、
息子が元気でいることが分るのでいらないと答えたそうな。

そこで、ローランド・ヒルという人は考えた。
着払いだった高価な当時の郵便料金を、もっと安くして
もっと多くの人に利用できないものかと。
そして、彼は前払いの郵便料金システムを考えた。
その証票として切手が生まれたそうです。


今日は久々に切手の話です。
以前の切手の書き込み「インド切手の仕分け」を読んでくださった方から
貴重なインド切手を送っていただきました。

送ってくださった、台紙に張られたインドの古い切手です。
台紙の数は11枚もありました。
メールには「切手蒐集が趣味だった父親の形見ですが、
切手を集めている貴方にもらってほしい」との内容でした。
恐縮でしたが、これも何かの縁だと、ありがたくいただきました。

早速、スコットカタログで調べました。
台紙の表示とカタログに1年ほどの違いがある表示もありましたが
時は100年ほど経っているので、1年くらいの違いは愛嬌です。
どちらが正解かは問題ではありません。
実際、私の80歳代の母親も2才ほど違う年齢を言いますから。


台紙の足りないところの切手を、手持ちの切手の中から数枚ほど見つけました。

切手を台紙に貼るためのヒンジという糊引きされた薄い紙片です。

への字に曲がった紙片のヒンジの片方を切手の裏に貼り付けます。
(なめても良し、水割りのコップのしずくでぬらして貼っても良し。)

そして、台紙の貼るべきところへ貼ってあげるのです。
(実際、ヒンジを使うと切手の裏に後が残り価値は下がりますが
切手は帰るべきところに帰ることが、その使命かと思います。)

世界は160年以上も前から切手によってつながっているのです。

切手を送ってくださった方は本当のインド通の方でした。
私もインドに行ったことがあります。

インドで最後に食べた食事で食中りしてしまいました。
その症状が帰国途中の経由先空港や機内で出てしまい
とても苦しい思いで帰って来ました。
そんなインドの出来事も、その方のプレゼントで癒されました。
(あのときの、下痢や嘔吐はこの切手を頂くための予兆だったのでしょう・・・)
自分のブログを使いながら可笑しな話しですが、
インド好きのその方へ、この場をお借りしてお礼を述べさせてください。
「頂きました切手はインドの思い出とともに大切に保存いたします。
本当にありがとうございました。」



久々の切手編でした。
今日はこの辺りで失礼いたします。
天気のいい日曜日です。庭掃除をしてきます

(No838)