庭のお客さん・ミノムシ

歯いさい

2017年12月07日 09:30

2017年12月。
沖縄もだいぶ涼しくなりました。
庭の虫たちも、活動が
鈍ってきていると思います。

      

それで、今日は庭で見つけた
冬の虫といわれる
ミノムシ(蓑虫)たちを紹介します。
(約2年分の写真です。)

虫が嫌いな方は、
以下は見ない方がよいかもです。



へちまの鉢
10mmちょっとのミノムシ>


<鉄製の門の上>

蓑(みの)の中に住むミノガの類は
日本には20種類以上がいるという。
最近は大きなミノムシが
見られなくなったので調べてみました。

         

      ミノムシ

秋の季語でもあるミノムシは
数が減ってきているそうです。

その成虫はどんな姿が分かりませんが、
ミノムシだけに寄生する虫のために
絶滅危惧種に指定されているとか・・・

ネットによると、その理由は
90年代に海外から侵入したと思われる
ハエの1種、オオミノガヤドリバエの
存在で、このハエがミノムシこと、
オオミノガに寄生するためだと
言われています。
だって。


<レンガに>

だから、最近は大きなミノムシが
見つからないんだ。


<鉄製の門に>

ミノムシさんたちも大変なんだね。



ウィキペディアのミノムシ
見てみると。



ミノムシの奇妙な生態は
メスは一生、蓑の中で過ごして、
オスは羽化するんですって!
羽化したオスは口を持たないので
特有の臭いを放つ雌のミノムシを
探し、交尾をして死ぬそうです・・・
メスは食事は夜蓑からでて、
食事をして戻る。
もちろん、蓑で移動もしているのです。
それは当たり前か


<植木鉢のふちいたミノムシ。
3cmほどだったので、
庭で見たミノムシの中でも
大きいほうでした。>


<コンクリートの壁にいたミノムシ>


<リュウキュウマツの枝>


<リュウキュウマツの葉にも>


ハリツルマサキの葉先に>


<コンクリートの壁に小さいのが>



<倉庫の木のドアの上に>


<素焼きの鉢に>


<葉っぱの裏に>


ちょっと長めのミノムシを
開いてみることにしました。
ごめんなさい。


そっと、開いてみると


死んでいたみたいです。し、失敗か・・・


ミノムシさん、すみませんでした。

      ~

明日は、真嘉比のお店の紹介です。

       (No2164)


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