初めての金沢(内灘民俗資料館・風と砂の館)

歯いさい

2013年05月20日 09:30

内灘町滞在の最後の日に砂と風の館へチラッと見学に行ってきました。

観光案内パンフで見つけた内灘町歴史民俗資料館「風と砂の館」は
(私にとって)意外なところでした。


館を訪ねて初めて知ったことは
石川の地にも(米軍)基地反対の闘争の歴史があったことでした。

    興味のある方は→内灘闘争



内灘に朝鮮戦争後まであったという栗ヶ崎遊園の模型です。
加賀前田家が外様大名で生き抜くために
磨き築き上げた芸や匠がここでも実ったのでしょ~
北陸の宝塚とも言われたそうです。

(朝鮮戦争後しばらくは米軍が使っていたそうです。)



風と砂の館・内灘闘争のコーナーです。



朝鮮戦争ため(日本側への)砲弾需給があり
内灘の海岸を使って性能テストをしていたそうです。



男性の出稼ぎの多かった内灘では
畑や家を守っていた女性が反対運動の中心になっていた。



内灘の暮らしぶりが伺える民俗と歴史コーナーです。



世界の凧の展示コーナーです。



世界中の珍しい凧がいっぱい展示されています。



沖縄の八角という凧がありました。
私は初めて見る気がします。

ボランティアのガイドさんから
「今回の世界の凧の祭典は、沖縄の八重山から参加したチームが
 優勝したそうですよ」と聞き驚きました。
私が館に訪れる前日にチームが見学に来ていたそうです。


沖縄から来てくれたということで、
館のボランティアガイドの方が最後まで丁重に見送ってくださいました。
「ガイドさん、親切丁寧なガイドをありがとうございました。
 今度はお土産を持ってう伺います。」

          

金沢を去る朝、偶然立ち寄った「風と砂の館」でしたが
内灘にも米軍基地をかかえていた歴史があったことで
言葉に表せないつながりを感じました。
重く暗い話になりそうなので今日はこれくらいにしまして
次回は内灘町の花たちを紹介いたします。

        (No1089)

関連記事