壷屋焼物博物館の裏(湧田焼窯跡とニシヌメー)

歯いさい

2012年01月21日 09:34

おはようございます。

ご訪問ありがとうございます。

昨日は壷屋博物館の故金城次郎氏の特別展の様子でしたが
今日は博物館3Fの裏にありますニシヌメー(北の宮)と
湧田焼(移築された平窯)の見学の様子です。



場所は壷屋焼物博物館を出て、建物右側の階段を上ったところです。
無料のスペースですので、散歩のついでに見学してみたらどうですか?



階段を上ると、博物館の3F出口のエントランスと共有のスペースになっています。
その奥のほうにニシヌメーという、拝所があります。

ニシヌメーは土地の守り神と焼物の神様がまつられているそうです。

ニシが北の意味で、ヌがの、メーが宮という意味になるそうです。
(そばに書いてありました・・・)

ニシが北って変ですが、古語からの由来でしょうね。
ちなみに、西がイリ(西表)南がハエとかフェー(南風原)で
東がアガリ(東浜=アガリハマ)など、沖縄の地名、人名でまだ使われています。



そのニシヌメーのすぐ左側に湧田焼の窯跡があります。
窯跡はドブ付けされた鉄製の小屋になっています。見学は無料でした。



ホラ!、湧田焼って書いてあるでしょ?!


 (窯跡のそばに貼られていた当時の現場写真です。↑)

県庁庁舎建築の際の、工事現場の緊急調査で見つかったそうで
現在はこちらへ移築保管されています。



中の様子です。

どんな風に、運んできたのか分かりませんが
窯がちゃんと存在しています。

興味のある方は、一度見学されてはどうでしょうか。

博物館の屋上から、壷屋、樋川の景色が見られますよ。



今日は曇りではあるが、終日20%の降水確率。
新年会にはもってこいの天気だ~<今夜は行くぞ~


では、この辺で失礼いたします。



          (No635)

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