出羽屋の山菜料理(山形県西川町)
創業90余年 山麓の料理屋 「出羽屋」
山形県の月山の麓で、創業90余年になる
山菜料理の宿・出羽屋に行って来ました。
「山菜料理」発祥の宿 出羽屋 ☜
「出羽屋」の美味しい山菜料理が楽しめると、
地元の方の案内で訪れました。
山岳信仰で出羽三山を訪れる行者の宿として
始まったという、老舗中の老舗
「出羽屋」
5月の中旬でも囲炉裏に火が灯っていたから
びっくり。
さらに、「月山山菜そば」と「山菜料理」の
発祥の地というから、またまた驚きでした。
この時期
「出羽屋」ではハナミズキやシバザクラが咲き、
宿の中庭が食事に来たのを忘れるほど美しい。
数人での予約でしたので、
二階の個室に案内されました。
誘ってくれた方は常連でしたので
落ち着きのある広い部屋に通してくれた
ようでした。
酒飲みの私には、お酒もつけてくれました。
左から、東北を代表する日本酒「初孫」
優しい味わいの吟醸酒「くどき上手」
初めていただいた月山の銘酒「銀嶺月山」
どれもとても旨かった。
そして、山菜料理がスタート
古伊万里の皿に盛られた
山菜前菜
どほいな、
しどけ、
みず、
行者大蒜(にんにく)、
そして、
あいごの5種盛り合わせ。
(私にはどれがどれなのか区別できない・・・ )
どの器もすばらしく、とてもキレイでした。
お品書きによると、
「小吸物 山菜むぎそば」
底に沈んでいたのは、たぶん蕎麦の実そのもの。
季節の小鉢には、こごみの胡麻和え(左)
独活(うど)の胡麻味噌和えの2種。
ちなみに、「こごみ」とはこんな山菜です。
私は「こごみ」が大好きで、
今回も道の駅で買って帰りました。
そして、これまた初めて味わった
季節の豆腐「山菜豆腐」 ワンダフル!
円やかな甘みで、寒天入り餅菓子風の
ような食感!?もちろん、山菜入り!
(味音痴なのでこんな表現ですみません・・・)
生きているような
川魚料理「鮎の塩焼き」
私も鮎が藻を食べている様につつきました。
たしか、あごだしの
「椀物 山菜鍋」
岩塩でいただいた
揚物「山菜天婦羅 こしあぶら」
歯がなくても大丈夫!
肉料理 「山形牛」
お食事 「季節のご飯」
山菜ご飯 (うこぎ入り)
漬物までも山菜尽くし!
食事の後は、一階の洋間に移動して
暖炉の近くで、のんびりデザートタイム
コーヒーと
甘未「季節の甘未」
ケーキの中にも山菜が。
90余年の歴史がつまった
「出羽屋の山菜料理」の貴重な本。
私も一冊、記念に注文しています。
詳しくは
出羽屋の公式HPへ
西川町の紹介は
こちら
食べログの紹介は
こちら
2023年5月現在
(No2978)
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